シングルデッキブラックジャックのメリットデメリット

オンラインカジノのブラックジャックは楽しいですよね。
日本中どころか世界中でも、いつの時代も変わらぬ人気があります。

ところで、「デッキ数」という言葉はご存知でしょうか?
ブラックジャックにおいて「デッキ数」とは「4デッキ」「6デッキ」などと表現され、ゲームに使用するトランプの組の数の事を指します。
例えば「4デッキ」なら、1組52枚のトランプを4組分使用するということですね。

「デッキ数」は、少なければ少ない程良いです。
何故少ない方が良いかというと、ブラックジャックでは「A」が「1」「11」を兼用するため、各図柄の枚数が奇数のトランプは全体的に、数値の高いカード出ることが多いです。

そのため、単にデッキ数を増やすだけでも数値の良いカードが手に入る可能性が高くなります。
しかし数値の良いカードが手に入るのはプレイヤーもディーラーも同じです。
プレイヤーは22以上の数値を出した場合は負けが確定します。

一方でディーラーが22以上の数値を出した場合、プレイヤーが22を超えていないことを確認した場合だけ負けとなります。
つまりプレイヤーとディーラーが両方とも「バスト」だった場合はプレイヤーの負けとなるため、良いカードが手に入りやすくなってしまうとプレイヤーの勝率は悪くなります。

長々と説明しましたが、究極的にはシングルデッキ(1デッキ)が最もプレイヤーにとって有利です。
また、シングルデッキのゲームには他のメリットやデメリットが存在します

今回紹介する機種は「シングルデッキブラックジャック」。
少ないカードのブラックジャックの楽しみ方を紹介します。

複数デッキ使用しているブラックジャック

複数デッキ使用しているブラックジャック

「シングルデッキブラックジャック」の説明の前に、ブラックジャックが複数デッキを使用している理由を説明します
通常のブラックジャックは6デッキ、もしくは8デッキ使用しているケースが多いです。
何故カジノ側は複数デッキ使用しているかというと、プレイヤーの数やハンドに対応するためです。

例えばオンラインカジノでビデオ中継にて行われる「ライブカジノ」では、8デッキ使用しているケースが多いです。
そして、テーブルにはプレイヤーの座れる席は7席程あります。
一方でライブカジノ以外のコンピューター相手のブラックジャックでは、6デッキを使用しているケースが多いです。
プレイヤーがプレイ出来る席は1~5席程です。

また、ライブカジノは半分ほどカードを消化したあたりで新品のカードに入れ替えますが、機械相手の場合は毎ゲーム新たなトランプでプレイしています。
勿論、デッキ数を増やした方がディーラー側に有利、という理由もあります。

シングルデッキブラックジャックについて

シングルデッキブラックジャックについて

「シングルデッキブラックジャック」は文字通りシングルデッキ、ジョーカーを除いた1組52枚のトランプだけで行うブラックジャックです。
オンラインカジノではPlayn‘GO社の「Single Deck Blackjack MH」という機種などでプレイ可能です。

こちらは機械相手のゲームなので、1プレイ毎に新しいトランプを使用しています。
最高で3ハンドでプレイ可能なため、3ハンドでプレイすることをお勧めします。

また、このゲームでは「サレンダー」が可能です。
プレイヤーのターンで「サレンダー」を選択することにより、そのゲームを放棄することが可能です。
ベット額は半分返ってきます。
RTP(プレイヤーへの還元率)は約98.89%となっています。

シングルデッキブラックジャックのメリットデメリット

シングルデッキブラックジャックのメリットデメリット

シングルデッキブラックジャックのメリットとデメリットを示します。
・メリット
メリットは2つあります。
1つ目は「カードカウンティング」が、ある程度可能ということ。
「カードカウンティング」とは、場にあるカードを記憶して自分や他のプレイヤーに来るカードを予測するテクニックです。
「Single Deck Blackjack MH」の場合は1ゲーム毎にシャッフルされるため効果はあまり高くないかもしれませんが、偏った数字が出た場合は有効です。

また、記憶力に自信が無い方は難しいかもしれません。
しかしオンラインカジノの場合は暗記せずとも「カードカウンティング」は可能です。
リアルのカジノではないため、堂々とメモすることが出来るからです。

極端な話、画面をそのままキャプチャしても良いでしょう。
2つ目は勝率が少し高くなるということ。
1つ目の「カードカウンティング」と被りますがディーラーのカードが予測しやすくなり、結果的に勝率が高くなります。

少々極端な例ですがディーラーのカードに「K」が見えたとしても、プレイヤーの手に「A」が4枚入っていれば「ブラックジャック」になる可能性はゼロになります。

逆に、ディーラーに「A」が見えていてプレイヤーハンドに「10」や絵札が1枚も無ければ、ディーラーが「ブラックジャック」の可能性は高いです。
インシュランスのタイミングも分かりやすくなります。

・デメリット
デメリットは1つだけです。
それは「シングルデッキ特有のルール変更」です。
6~8デッキのルールそのままで「シングルデッキ」にしてしまうとRTPがかなり上昇します。
6デッキのブラックジャックのRTPは99.54%ほどですが、同じルールでシングルデッキにすると約100.15%になります。

100%を超えるとカジノ運営側が損をしてしまうので、どこかでRTPを下げる必要があります。
そのため、シングルデッキでは特別にルールを変更している場合があります。

例えば「ブラックジャック」の配当金が低いケースがあること。
「Single Deck Blackjack MH」の「ブラックジャック」の役の配当金は2.2倍です。

このためRTPは98.89%まで下がってしまっています。
ただ、「カードカウンティング」でディーラーのカードを予測できる面もあるため、RTPだけで一概に判断は出来ないかもしれません。

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